【2023年最新版】ガチで伸びる!国語・古文の勉強法&参考書ルートを徹底解説!【大学入試】

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みなさんこんにちは!ルナアカデミー代表です。

古文って正直みんな苦手だし嫌いになりやすい科目ですよね。学校の授業は何言ってるか分からない。配られた参考書に取り組んでみたけど模試では全然点数が取れない…。こんな経験を多くの受験生がしてきたと思います。

本当に不思議なことですよね。学校の授業を受けて参考書を読んでいるのに結果が出ない。なぜ多くの受験生が古文の成績を伸ばすことができないのでしょうか。

実は,学校の授業に沿った学習はあまりにも非効率なのです。高校で使った古文の教科書を思い出してください。ペラッペラじゃないですか?古文はたったの1冊,大した量じゃなかったはずです。でも,授業は2年近くやる。

少ない量を長期間かけて勉強するからメリハリが生まれず,大事なこともわからず,実力が身に付かない。これが学校における古文の問題点です。効率的な学習法と効果的な参考書について知っておくだけで古典の点数はガチで伸びます。この記事では,定期試験レベルすら危ういあなたが共通テストの古典で満点を取り,東大レベルの勝負ができるようになるまでの最強の学習法&参考書ルートを徹底解説します!

そもそも古文は短期決戦

先ほども述べた通り,学校の古典は時間をかけすぎです。英語同様,最低限必要な単語・文法をさっさと身に着けて,あとはひたすら演習で精度を高めていくのが古の必勝パターンです。

以下に示す「基本編」の参考書ルートを漢文の「基本編」と並行して遅くとも2ヶ月以内に終え,その後は週に1回共通テスト・センター試験の過去問を演習するだけで共テ8割以上は必ず安定します。更に上の得点を目指す人は,自身の目指すレベルに合わせて「上級編」の参考書ルートにも取り組んでみましょう!

演習に加え,古文は多読することで更に実力がアップします。オススメの多読教材も掲載しておくので,是非取り組んでください。

古文の参考書ルート:まずは共テ8割!基本編

古文学習の基本は単語と文法,そして読解のテクニックのインプットとそれらのアウトプットです。以下のオススメ参考書に取り組むことで古文の基礎力を身に着けていきましょう。

  1. 単語帳
    単語帳は基本的に何を使っても問題ありません。強いて言えば「桐原書店 読んで見て覚える 古文単語315」「いいずな書店 Key&Point 古文単語330」「スタディカンパニー 古文単語ゴロゴ」あたりがオススメです。絵や図によるイメージやゴロを利用して学習ができる3冊なので,古文への苦手意識が強い生徒にとってもハードルが低い単語帳だと思います。
     
  2. 東進ブックス 富井の古典文法をはじめからていねいに
    古典文法の基礎が講義形式で解説されている良書です。講義形式のため,読者に語り掛けるような形式なので,親しみやすく,無理せず取り組むことができます。読みやすさはもちろん,この参考書の最も優れた点は読解に必要な文法知識が完璧にまとめられている点です。本文を学習した後,別冊の識別マニュアルを利用すれば,初見の文章であっても文法的な理解はほぼ確実にこなせるはずです。第1章で古文の学習法も解説されているため,独学で勉強する生徒にもオススメです。
     
  3. 旺文社 基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル
    富井の古典文法を一通り読んだら,こちらの問題集で文法事項を定着させていきましょう。この問題集では,古典文法を30項目に分け,段階的に演習できます。必須の文法知識ごとにセクションが分かれていることで,知識を関連させて覚えていくことができ,非常に効率的な演習ができます。問題集の解説にも文法事項は詳しく書かれていますが,間違えた箇所は富井の古典文法に戻って再度覚えるといった反復学習をするのが良いでしょう。
     
  4. 文英堂 高校 やさしくわかりやすい古典文法
    やや難易度が上がりますが,ジャンプアップノート同様古典文法の問題集です。必須暗記事項が明確に提示されているため,どこまで覚えておけば問題を解く際に困らないかが分かりやすく,功利的な学習ができます。単元ごとに確認テストが用意されているため,学習内容の定着も図りやすいです。きちんと必要な知識を覚えた上で読解演習に入れば必ず成績は伸びていくことでしょう。
     
  5. Z会出版 古文上達 基礎編 読解と演習45
    4までの参考書・問題集で古典の基礎知識を身に付けたら,この問題集で読解の練習に入っていきましょう。この参考書は,文法の解説講義部分と演習部分に分かれているのが特徴です。古文を読解していく際に一番注意したい「主語の省略」についても,この参考書の知識を使いながら演習を進めれば確実にマスターすることができます。文法知識の運用法と主語の省略がマスターできればこの先の演習も怖いものなしです。
  6. 岩波書店 竹取物語
    短期集中で古文を読めるようになりたい人は,比較的内容が平易な竹取物語の読破がオススメです。ルナアカデミーでは「短期集中 古文マスター講座」の一環として竹取物語を音読,その箇所の訳を口頭で説明し,その後講師による音読・訳のフィードバックを行います。これを1章ずつ進め,全10章から構成される竹取物語を短期間で読み切ります。多読の中で「大意を掴む」という感覚を養うことが目的なので,本文に線を引いたり品詞分解したり,分からない単語を全て調べたりする必要はありません。とにかく文章の情景がイメージできて,「誰が,どういう状況で,何をした」ということを理解する訓練です。竹取物語以外にも,今昔物語集や宇治拾遺物語などもオススメです。

取り組み方

1 ~ 6 に取り組んだ後,共通テスト・センター試験の過去問を週に3問程度演習し,その都度不足している単語や文法を復習するようにすると良いです。日東駒専・産近甲龍レベル,共通テスト8割レベルにはこれだけで十分到達可能です。

古文の参考書ルート:目指せ東大!上級編

古典の実力をGMARCH・関関同立レベル以上に仕上げたい人は,以下の順番で演習していくと良いでしょう。

  1. KADOKAWA 岡本梨奈の古文POLARIS 2
    入試基礎~標準的な古文の実力が身に付きます。日東駒専・産近甲龍レベルからGMARCH・関関同立レベルへの架け橋になります。
    基本編の参考書ルートがきちんとできており,多読の訓練や演習が十分積めていれば正直ポラリス2は簡単です。問題を解く際,基本編で学んだ文法事項や読解テクニックを意識的に利用するようにしてください。また,この参考書は解説が非常に丁寧なので,自分の解釈の仕方が正しいかどうかも精査するようにすると実力が付きます。
     
  2. KADOKAWA 岡本梨奈の古文POLARIS 3
    ポラリス2よりもやや難しく,GMARCH・関関同立~早慶レベルの実力を付けることができます。国公立志望の生徒であっても,この参考書の丁寧な解説を利用して古文読解の実力を養っていけば十分過去問も太刀打ちできるようになります。同じレベル感で国公立に特化した参考書としては「駿台文庫 国公立標準問題集 CanPass 古典」があります。過去問以外の演習も行いたい国公立志望の生徒はこちらも参考にするとよいでしょう。
     
  3. KADOKAWA 鉄緑会東大古典問題集
    東大の過去問を10年分,解答のポイントはもちろん背景や採点基準,豊富な解答例が掲載された東大特化型の問題集です。東大の過去問ではありますが,その豊富な解説により高い学習効果が得られるため,その他旧帝大等難関大を受験する生徒に必要な読解力,答案作成力を養う上でとても効果的な問題集なのでオススメさせていただきます。記述式の答案を完璧に作ることができれば,選択式の試験も容易に解答できます。市販の参考書では最上級に詳しくポイントを押さえた解説がなされているため,早慶以上のレベルを目指す受験生にとってはかなり学習効果の高い参考書だと思います。

取り組み方

ポラリス3まできちんと取り組んでいれば,基本的にどのような大学の過去問でもある程度太刀打ちできますので,時間的に余裕のない受験生はポラリス3が終わったら過去問演習に入りましょう。少し余裕がある生徒,国語で差を付けたい生徒はCanPass古典や鉄緑過去問集を利用して記述力も併せて最上級の実力を付けましょう。

まとめ

以上が基礎から東大合格レベルまで持っていける古文の参考書ルートになります。自分のレベルに合わせ,スタートとゴールを見極めて効率的に演習していきましょう!

ルナアカデミーでは,生徒のレベルや学習状況を講師が確実に把握できるようにしているため,参考書ルートを最も効率的に歩めるようサポートしています。お問い合わせはこちらからどうぞ!

今回の参考書ルートのまとめは以下になります。それでは。

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